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2024.02.01

≪組子障子≫

日本の伝統的な組子障子を先日目にしました。

秩父の温泉施設にあったものです。

繊細で美しく気品がありその存在感に足が止まりました。

職人の方に失礼とは思いますが、

その魅力が少しでも伝わればという思いで感じたものを書かせていただきます。

そもそも組子とは小さな木材を釘を使わずに組み合わせ、

組み合わせによってさまざまな幾何学模様を表現した伝統技術で、

その歴史は飛鳥時代からといわれています。

奈良の法隆寺に手摺の装飾として残っています。

その後障子や欄間の装飾に使われはじめ特に江戸時代には

職人たちが腕を競いあい木造建築に数多く取り入れられてきたそうです。

文様の種類として200以上とも。

工程は

・無垢の木(檜材・杉)を自然乾燥させる。

・曲がりがなく真っすぐな材料を選別する。

・設計図に合わせてパーツとなる切り出し、加工を行う。

・組み立てる。

・仕上げ。

単純簡単にまとめてしまいましたが、

一つ一つの木材の癖や木筋を見極め、

どれをどこに使ったらよいのかと考えながらの作業に。

パーツの種類や数も途方もなく多いので、

手作業で行ったとなると大変な時間を要すことが想像に難くないです。

常に木と向き合うとても奥行の深い技術だなと、感じました。

繊細で凛とした美しさを醸し出す組子障子。

技術と心のこもった大変粋なものですね。

田代でした。

日本の伝統的な組子障子を先日目にしました。

秩父の温泉施設にあったものです。

繊細で美しく気品がありその存在感に足が止まりました。

職人の方に失礼とは思いますが、

その魅力が少しでも伝わればという思いで感じたものを書かせていただきます。

そもそも組子とは小さな木材を釘を使わずに組み合わせ、

組み合わせによってさまざまな幾何学模様を表現した伝統技術で、

その歴史は飛鳥時代からといわれています。

奈良の法隆寺に手摺の装飾として残っています。

その後障子や欄間の装飾に使われはじめ特に江戸時代には

職人たちが腕を競いあい木造建築に数多く取り入れられてきたそうです。

文様の種類として200以上とも。

工程は

・無垢の木(檜材・杉)を自然乾燥させる。

・曲がりがなく真っすぐな材料を選別する。

・設計図に合わせてパーツとなる切り出し、加工を行う。

・組み立てる。

・仕上げ。

単純簡単にまとめてしまいましたが、

一つ一つの木材の癖や木筋を見極め、

どれをどこに使ったらよいのかと考えながらの作業に。

パーツの種類や数も途方もなく多いので、

手作業で行ったとなると大変な時間を要すことが想像に難くないです。

常に木と向き合うとても奥行の深い技術だなと、感じました。

繊細で凛とした美しさを醸し出す組子障子。

技術と心のこもった大変粋なものですね。

田代でした。