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2024.02.22

『 地震に強い家 』

《東京・西多摩・羽村・新築住宅》

 

年明けに令和6年能登半島地震が起こり、被災された方にはお悔やみ申し上げます。

一日も早い復興と生活の基盤が再建されますことを心から願っています。

 

毎年のように激甚指定される程の規模の大きな自然災害が起きています。

そしてこのような災害が起こると特に防災対策に関心が高まっています。

家が地震の揺れにより一瞬にして崩れてしまった映像をみると、生活の拠点である大切な家をこれから作る場合に、壊れない家で頑丈な家が良いと思われるでしょう。

国が定める木造住宅の耐震基準は、大きな災害が起きたことをきっかけに見直しがあり再考検討し、より強い家になるよう規定が改訂されてきました。

 

主に昭和53年(1978年)に起きた宮城県沖地震を踏まえて、昭和56年(1981年)に新耐震基準が施行されました。昭和56年(43年前)6月1日以降の確認申請であれば新耐震基準の建物になります。

それ以前は旧耐震基準といい震度5強レベルに耐えうる建物で、倒壊することなく補修することで住めるように設計されていました。しかし、結果的にこれでは生活再建が難しい倒壊・半壊した建物が多かったわけです。

その後平成7年(1995年)に起きた阪神淡路大震災をきっかけに2000年に改正されました。主に木造住宅の新耐震基準に地盤の強度や建物のねじれを防ぐため 耐力壁のバランスや偏芯率や、土台と柱の緊結を強固にする金物の規定など細かな規定が追加されました。

平成28年(2016年)に起きた熊本地震の建物倒壊数から、2000年基準で建てられた建物の有効性が実証されています。

 

倒壊率 旧耐震基準28.2% 新耐震基準8.7% 2000年基準2.2%

建物の強さを分かりやすく 耐震等級1・2・3 数字が大きい方が強い建物です。

 

耐震等級1:建築基準法で定められている水準 震度6~7程度の阪神・淡路大震災に対し倒壊・崩壊しない。震度5程度の地震で住宅が損壊しない

耐震等級2:耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられる性能や耐震強度。

耐震等級3:耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられる性能や耐震強度。

 

 

『 地震に強い家 』を検討してみてはいかがでしょうか。

田代でした。

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